ハイセンとは?
〇芸術準備室ハイセンとは?
滋賀県大津市にある元・保養所を再活用したレンタルスタジオ・アトリエ、アーティストインレジデンス、相談所などを内包したアーティスト・プラットフォーム施設です。誰でも気軽に使える本格的な稽古場・作業場を目指し、美術・音楽・舞台芸術・文芸・調査研究などジャンルフリーに様々な創作活動を応援します。都市部から離れ琵琶湖や山々など自然に囲まれた静かな環境なので、情報を遮断し集中しやすいのも特長です。さらに、定期利用する組合員やサポーターによる月々の固定費負担と、期間利用者による任意料金制(利用者が値段を決める制度)の組み合わせにより、従来では負担の大きかった施設使用料を抑えて、作品への資金繰りを助長します。予約先着順とするため、審査制では受かりづらかった経歴の浅いビギナー・アマチュアでも空き日程ならいつでも気軽に使えます。 1時間から3ヵ月までの連続使用、24時間の滞在可能(原則大きい音出しは9時から18時まで)。各部屋はそれぞれの用途に対応しつつも自由度があり、使い方はあなた次第。目的や計画は後から考えても大丈夫です。「表現の自由と基本的人権を尊重し、不公平のない創作環境の維持」のために活動します!
〇芸術準備室ハイセン運営委員会
神谷俊貴
越智 恵
吉村聡浩
横田宇雄
南秋穂
岩木すず
鐡羅 佑
佐井優臣
徳山まり奈
渡辺美帆子
〇発起人:神谷俊貴(作家/元舞台スタッフ)
プロフィール
2010年より京都精華大学演劇部劇的集団忘却曲線やすごい劇団、龍渓下連合に所属しながら京都市内の小劇場活動に参加、2014年よりSPAC-静岡県舞台芸術センター創作・技術部に所属し大道具製作や演出部・舞台監督を経験、国内外のクリエーションに関わる。2018年よりフリーランスとなり、引き続きSPACに期間契約の他、城崎国際アートセンターへのインターン、愛知県芸術劇場の主催事業、鳥の劇場「鳥の演劇祭」の設営など全国各地へ赴く。小劇場界隈にも豊かな創作環境を実現させたく2019年より滋賀県大津市に「芸術準備室ハイセン」を発起する。現在は舞台業から足を洗い、陰ながら芸術活動を応援している